2010年11月12日

The 6th GINZA INTERNATIONAL JAZZ FESTIVAL

6年目を迎えた銀座ジャズ・フェスティバル
昨年は、歌舞伎座での一日開催というさびしいものだったが、今年は五日間開催と以前にもましてにぎやかなものになった。

全銀座会、銀座通連合会とGILC(国際ブランド委員会)主催。
GILCは、銀座にショップを構える国際的なラグジュアリーブランド13社が加盟する組織で、ブルガリ、カルティエ、バーバリー、アルマーニ、シャネル、ルイヴィトン、ティファニー、モンブランなどそうそうたる顔ぶれがそろっている。
会場も、アルマーニ銀座タワーやシャネル・ネクサス・ホールなど7箇所が用意された。
ジャズ・フェスとしては恵まれた環境で行われた。
さすが銀座である。

今年のフェスティバルのテーマは「ラテン」
日本、フランス、アメリカ、ブラジルから12グループ、53名が参加した。
日本人ミュージシャンは、国府弘子、前田憲男、太田剣、仲田美穂、纐纈歩美、音あそび、島祐介、SAYAKA、TOYONOらが。
外国からの参加は、チコ&ジプシーズ、へイリー・ロレンス&マット・トレーダー、
カチア。
ジャズ・ファンとしては、ちょっとさびしい感じかな。
それでも、事務局によると、入場申し込み者は例年以上でかなりの競争率だったとか。
フリースペースでの演奏も連日超満員で、入場制限が行わるほどだった。
ジャズ人気も捨てたものではない。

<音あそび><纐纈歩美>が面白かった。


 ♪纐纈歩美カルテット
  纐纈歩美as/納谷嘉彦p/俵山昌之b/マーク・テイラーds

纐纈歩美_01.jpg
(C)GIJF2010 Photo : Masanori Doi

このところ注目されている21歳の女性アルトサックス奏者。
なぜ注目されているのかよくわからないところもあるが。
若い。美人である。サックスが上手い、かららしい。
会場の山野楽器ホールは立ち見が出るほどの人でいっぱい。

纐纈さん、冒頭の挨拶で、「千葉ジャズ・フェスティバルへようこそ」と言って会場を笑わせていた。
ジョークではない。単なる間違え。
「東京がまだよくわからなくて」と謝っていたが、そんなところは初々しい。

音が明晰である、というのがぼくの印象だった。
サックス特有の「ブヒャ-」音や、高音部の「ヒーヒー」音も、なぜか澄んだクリアーなものとして聴こえてくる。
この人の特長かもしれない。

 ★纐纈歩美公式HP

 纐纈歩美_02.jpg (C)GIJF2010 Photo : Masanori Doi
 
 

 ♪音あそび
  長澤紀仁g/matsumonica har/仙道さおりper

音あそび_01.jpg
(C)GIJF2010 Photo : Masanori Doi

仙道さおりさんを初めて聴いたのは、3年前のこのジャズ・フェスだった。
あまりのすごさに衝撃を受け、すっかりとりこになってしまった。
何回かライブを追いかけて聴いていたが、彼女自身の事情などもあり、しばらく聴くことができなかった。

前回は、小沼ようすけ、横田明紀男というギター二本との共演だったが、今回は、<音あそび>での出演。
このグループは、ギター、ハーモニカ、パーカッションというたった三つのアコースティック楽器だけで多彩な音楽空間を作り出してくれる。
世界水準と評されるそれぞれの即興演奏が素晴らしい。
音のベクトルが、すべて聴衆に向けられているというところが、このグループのなによりの素晴らしである。
ということを改めて実感した。

都会的である。
スマートだ。
とてもお洒落。
豊穣ではあるが過剰ではない。
心は内に向わず、いつもオープンマインドである。
知的でさえある。
楽しさを届けるための努力を惜しまない。

好きだなあ、この人たち。

 ph_1.jpg ph_2.jpg
 (左)カホンが椅子代わり。手、足を使って叩く。叩く部分によってさまざまな音
 が出る。普段の演奏では10種類くらいの楽器がさらに加わる


この日の仙道さん、短パン白シャツという「ドキッ」とするようないつものユニフォーム姿でカホンに開脚座りし、からだの動かせるすべての部位を活用して演奏する。
カホン、シンバル、バンディロ(山羊皮のブラジル製タンバリン)、ドラムを、手、足、数種類のスティックを駆使して、

叩き、ひっかき、かき回し、振り、蹴り、こすり、揺さぶる。

演奏パターンは、おそらく100通りは超えているだろう。

パーカッショニストはいそがしい!!!

 ★音あそび公認HP

 音あそび_02.jpg (C)GIJF2010 Photo : Masanori Doi


来年は、若いミュージシャンをフィーチャーしたテーマ「ジャズ」で開催されんことを・・・。




posted by 松ぼっくり at 12:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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