2010年10月15日

若さはそれだけでいい

1988年1992年は、ジャズ・ミュージシャンの当たり年、なのか。
神々に愛でられし年なのかもしれない。

石若駿(ds) 1992年生
和丸(ds)  1992年生
井上銘(g) 1992年生
寺久保エレナ(as) 1992年生
纐纈歩美(as)1988年生
早川惟雅(as)1989年生

<天才>などという人さえいる。

おどろくほどに、上手である。
それぞれ、きりっとして個性的である。
なにか、とてつもないことをしでかしてくれるのではないか。
ミュージシャンも、ファンも、期待しつつ見守っている。


蓮實重彦さんが、どこかでこんなことを書いていた。

・・・どんな表現ジャンルにも、そのジャンルを根っこから
刷新するほどの才能が出現するものである



ジャンルは違うが、ゴルフの石川遼選手がいい例だろう。

2007年、15歳のアマチュア時代にプロのトーナメントで優勝してしまった。
翌2008年、プロ入り。1億円超の賞金を獲得する。
CM契約は20億円ともいわれ、社会現象となった。
昨年は4勝をあげ、賞金王に。
今年も賞金王を手にしそうな活躍ぶりである。

賞金額は減少し、TV中継はほとんどなくなってしまった。
男子プロゴルフ界の落ち込みようは目を覆うばかりの惨状であった。
どん底にあえいでいた男子プロゴルフ界は、この若い才能の出現によって文字どおり蘇生した。

ベテラン・プロが2億円を超える賞金を獲得したってだれも驚かない。
<石川遼>という若い才能だからこそのインパクトなのだ。


囲碁の井山裕太さんの活躍も忘れてはならない。
昨年、史上最年少、20歳でビッグタイトル<名人>位を獲得、今年も、初防衛戦を4-0で高尾九段に圧勝し、連覇を果たした。
強い!!
さわやかである。

若い人の活躍はなんとも気持ちがいい。

iyamayuta.jpg 『わが天才棋士・井山裕太』(石井邦生・著/集英社インターナショナル刊)



<かつて若かった人たち>には残酷な言い方になるが、彼らはどう頑張っても
<そのジャンルを根っこから刷新する>
ことはできない。

現状維持、リニューアル、補完補修はできるだろう。
しかし、<革命>は決してできない。
それをなしうるのは若さだけなのだ。

<若さはそれだけでいい>

と、思いませんか。


若けりゃいいのかよって声が聞こえてきそうだが、残念ながらそのとおり。
世の中、そうやって変わっていく。

特に、表現の世界では・・・。

ただ、若さには致命的ともいえるウィークポイントがあるんだった。
それは、

<若さは蓄積できない>

ということ。

当たり前のようで、わかっている人はあんまりいない。
年をとればすぐわかることですがね。
若さは、若い内に燃焼しつくさないといけない。
留意されんことを・・・。




月夜の旅

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  • アーティスト: 金澤英明,石井彰,石若駿
  • 出版社/メーカー: Studio TLive Records
  • 発売日: 2010/04/07
  • メディア: CD




NORTH BIRD

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  • アーティスト: 寺久保エレナ
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2010/06/23
  • メディア: CD




Struttin’

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