ジャズブログ、最終回です。
約3年半、50〜60人ほどの若いミュージシャンを紹介してきました。
これほどの人たちをなまで聴くことができたのは、何ものにも変えがたい経験でした。
ジャズってのは、自分が聴きたいように聴けばいいんだということを知ることができたのですから。
そんなしごく当たり前のことを教えてくれた以下のミュージシャンに、心からなる敬意と感謝を。
ライブの世界に引きずり込み、居続けさせ、幽閉状態にしてくれた、
松本あかねさんp、守谷美由貴さんas、今泉総之輔さんds。
若々しい感性で日本のジャズシーンを明るく輝かせている、
菊池太光さんp、井上銘さんg、早川惟雅さんas、福井亜実さんp、大塚義将さんb。
優雅さと男勝りの力を存分に発揮しているアマゾネスたち、
太田朱美さんfl、高澤綾さんtp、中島香里さんvi、纐纈雅代さんas,ts、平山順子さんas、大橋祐子さんp、佐藤えりかさんb、藤橋万記さんper、石井千鶴さん小鼓、宮脇裕子さんtp。
安定した将来を選ぶべきか、不安定なジャズミュージシャンの世界へ飛び込むか、迷っただろう、大学ジャズ研の出身者、
若井優也さんp、松尾由堂さんg、西川直人さんorg、森田修史さんas の東大グループ、
石田衛さんp、安田幸司さんb、池尻洋史さんb の千葉大グループ。
誰もが認める力量の持ち主で、自分のポジションをしっかりつかんでいる、
野本晴美さんp、類家心平さんtp、中村恵介さんtp、織原良次さんフレットレスb、徳田雄一郎さんtp、横山和明さんds、金森もといさんb、橋本学さんds、紺野智之さんds。
どこか気になるミュージシャンの、かむろ耕平さんg、三科律子さんds。
しばらく聴かないと無性に聴きたくなる、山田貴子さんp。
インストのミュージシャンにはない<声>という武器を持っていて、ちとずるいのではないかと敬して遠ざかっていたジャズシンガーの方たち。口惜しいけど歌声にしびれました、大原都志子さん、北浪良佳さん、紗理さん。
そして、samplerアーチストとして今泉総之輔さんと二人で不思議な音空間を作り上げている、<BMSO>のBlah-Muzikさん。
お声をかけていてご紹介できなかったひとたちには、お許しを願うしかない、
石若駿さんds、須川崇史さんb、福森康さんds、古谷淳さんp、田窪寛之さんp、瀧沢望美さんp、山名ナミさんvo。
こちらの不注意から書きもらした方がいたら、ごめんなさい。
彼ら彼女たちは、文字通り、今の日本のジャズシーンのど真ん中にいて、日々その世界を維持・拡大し、駆動している人たちです。
これからも、ライブを聴かせていただくつもりです。
<ジャズ世にはびこる>
を願うそんな一フアンから、一つだけ、ミュージシャンへのお願いが。
---宮崎駿という人は、どうしたらお客さんが喜んでくれるのかということばかりを考えていました。自分が好きなこと、やりたいことなんってまったく重視していないんです。彼は根っからのエンターテイナーです。
スタジオ・ジブリの鈴木敏夫さんが紹介していた言葉です。
フアンを楽しませることを忘れないでいただきたい。
---変化は、誰も予想しなかった思わぬところからやってくる
という大瀧詠一さんの言葉を楽しみに、これからもライブ徘徊を続けることになるでしょう。
最後に、集英社インターナショナルのHPに、ジャズブログのためのスペースと書く機会を作ってくれた小林さんに、感謝を。
みなさん。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
*編集部注*
各ミュージシャンのリンク記事は当ブログ紹介時のものです。
最新情報は各ミュージシャンの公式サイト等をご確認ください。